勉強だけではつまらない、体験することも大切
小学校生活は勉強だけではありません。中学受験をするしないに関わらず、小学校の6年間は、多くの体験を積み、友人と遊び、子どもならではの様々なことを学べることの出来る時期です。しかし最近の小学生は学校と塾との往復で疲れきっているようにも見えます。最近の小学生がどのような生活をしているのか知るには、公的な調査結果を見るのが一番です。文部科学省では学校に関わる様々な調査報告をまとめています。例えば「子どもの学習費調査」です。この調査では幼稚園から高校までの公立校と私立校の学習費の総額を調査しています。修学旅行費や通学費までを織り込んだきめの細かな調査報告で、子どもの教育に総額幾ら必要なのか、自分で調べることが可能です。他に習い事の数や費用、テレビやゲームの視聴時間、家族構成と学力の関係など、多角的な調査がなされています。
文部科学省には、子供向けの調査結果をまとめた「マナビィくんの統計コーナー」というサイトがあります。ここでは子どもが様々な統計の結果を知ることが出来ます。様々な統計結果から浮かび上がってくる理想的な子どもの生活とは、朝早く起きて朝ごはんを食べ、友達と身体を動かして遊び、読書をして、早めに就寝するという、なんとも当たり前の日常です。しかし、この当たり前の生活をさせることは、だんだん困難になってきています。不審者情報や児童を狙った凶悪犯罪では犯人がまだ捕まっていない事件もあり、子どもは外で遊びにくい状況が生まれています。また労働形態の多様化から、保護者が夜型の仕事に従事している過程も多く、生活リズムも乱れがちです。しかし、その環境の中でも、子どもたちに多くの体験をさせようと様々な試みがなされています。都市部では、春にはおたまじゃくしやザリガニを釣り、夏には蝉取りやカブトムシ、秋にはどんぐりを広い、冬には凧揚げという生活は、親が事前に環境を整えないと体験できないものになってしまいました。さて、現在多くの美術館や科学館では、子供向けのセミナーや体験教室を行っています。無料のところも多くありますので、探してみると親子ともども様々な発見があります。また、子どもだけのキャンプも盛んに行われています。少々高額ですが、親から離れて行動できるチャンスでもあります。首都圏を中心に、小学校低学年の子どもが遊べるセミナーやキャンプなどを調べてみました。大人も一緒に楽しめるスポットも多くあります。童心に戻って子どもと遊んでみてはいかがでしょう。