6年間通熟する子どもも現れた!

自身も中学受験を体験したお母さん世代では、子どもの通塾は5年生から。早い子どもで4年生からでした。今は、多くの子どもが4年生から大手進学塾に通っています。もっと早い子どもは、なんと2年生から塾通いを始めています。大手進学塾、四谷大塚が行っている「全国統一小学生テスト」では、2009年度より新たに小学2年生も対象とし、全国1,804会場で99,931人の小学生が受験しました。小学校2年生の参加数は18,570人と多くの受験者数を集めました。3年生や4年生と比較しても、そう変わらない受験者数です。中学受験のための通塾はだんだん低年齢化しています。日能研では『ユーリカ!きっず』という小学1・2年生を対象とした通室学習を行っています。サピックスでも新一年生からの教室があります。大手進学塾が低学年からの教室を次々とオープンしている背景には、優秀な生徒を早くから抱え込みたい思惑もあるようです。

さて、中学入試をするとして、小学校4年から6年まで間にどのぐらいの費用が掛かると思いますか。日能研ではだいたい3年間で約150万円、サピックスでは約200万円以上の出費があると考えられています。このほかに夏季セミナーや合宿、単科授業などを組み合わせると、金額は跳ね上がります。難関中学に多くの合格者を出しているサピックスの場合、入室時(入学金)に31500円。月々の月謝は一年生は16,800円、2年生は17,850円、3年生は19,950円、4年生は36,750円、5年生は47,250円、6年生は52,500円です。一年生から6年生まで通った場合、2,294,700円かかります。このほかに、春期講習、夏期講習等の特別講習の費用、地図帳・資料集等の書籍代、3年生の後期以降に実施される公開模試の費用は別に必要となります。夏期講習などの費用はざっと60万円です。このほかに通塾に掛かる交通費やお弁当代なども必要ですから、一年生からの通塾には目に見える費用のほかに様々な雑費が累積されることになります。六年間、学校の授業の跡に塾に通うのは大変なことです。費用も膨大ですが、子どもの根気とやる気も大切になってきます。

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